千歳市のBreath整体・鍼・整体です。
あなたは、腕を上げて寝るクセがついていたり、デスクワークなどの作業中に無意識に息が止まっていたり、なぜが急に階段を上ったり動いたりすると息苦しいなと感じませんか?
もしも、上で書いた内容が日常的にあるならば、首肩こりの引き金になっているかもしれません。なので今回は、呼吸と首肩こりについて書いていきます。
そもそも呼吸って?
そもそも、呼吸って一日何回しているのかご存じですか?
一日におよそ2万~2万5000回と言われています。一年間で考えると750万回しているという事になります。咀嚼(物を噛む)は一日約1700回ですから、気が遠くなるほど毎日しているのです。
そんな呼吸がもしも、しっかりとされずに正常でなければ、いろんなところに問題がでてきそうですよね?
例えば、腹筋をやったらなぜか腰が痛くなったり、股関節が痛くなったなんてことを聞いたことはありませんか?
ここで問題となるのは、ちゃんと腹筋を出来ていなかったんじゃないか?という事です。
もしも、ちゃんと腹筋が出来ていなかったとすれば、効果が薄いどころか他の場所に無理がかかっているということなのです。
話を元に戻して、呼吸で考えてみましょう。呼吸をしているつもりでも呼吸をちゃんとできていないとなると、空気が吸えない吐けないだけではなく、他の場所に無理をかけて呼吸をするという事になります。じゃあ、他の場所とはどこなのでしょうか?
見落としやすい肩こりの原因
- そもそも呼吸とは?
腹式呼吸や胸式呼吸などいろいろありますが、結局どういうことなの?と思いますよね。
ここで言う呼吸とはもっと大まかに横隔膜がしっかりと動いて、息吸って吐くことを指しています。
横隔膜とは、胸とお腹の間を輪切りにした時に見られるドーム状の筋肉です。この横隔膜が上下に動くことで、息を吸ったり吐いたりできるのです。
呼吸をするときには、この横隔膜の働きがとても重要になります。
- 呼吸と首肩こりの関係性
この横隔膜が上手に動かなくなると、首や肩にある呼吸を助けるための本来なら補助のために使われる筋肉が使われ始めます。
このサポートするための筋肉が使われすぎることで首肩こりとなってくるのです。
あなたもこの場で、呼吸を意識的に行ってみてください。肩や肋骨が大きく動いていませんか?
もしも大きく動いているならば、横隔膜がうまく機能せずに呼吸をサポートする筋肉がたくさん働いている可能性があります。
- しっかり吐ききる意識をしてみて!
横隔膜の動き以外にも、息をうまく吐けなくなってしまい、吸い過ぎることによって首や肩の筋肉が使われすぎて硬くなっていることも原因となります。
しっかりと吐ききって、体に余計な仕事をさせないようにすることも重要になります。
また、口呼吸になると、口が乾燥していくのでどうしても息が吸いにくくなってしまうので鼻で呼吸するという事も重要になってきます。
- 呼吸の改善方法
そもそも、呼吸は吐ききることで吸う事が出来る仕組みになっています。
4秒で吐いてから、4秒で吸ってみましょう。
余裕がある方は、吐く時間を3秒➡2秒と短くしてみてください。
やってみると分かりますがしっかり吐ければしっかり吸えるようになるので、首肩こりが気になる方は今みたいにしっかりと深呼吸をすることが重要になります。
- 整体を受けることで呼吸が楽になることも!
それでもあまり改善しないのならば、整体院で施術を受けるという方法もあります。首や肩の筋肉だけではなく、全身の検査をしてから呼吸に関連する関節や筋肉を調整していく必要があるかもしれません。
呼吸を整えようとしても、横隔膜が付いている背骨や肋骨がしっかりと動いていないとそもそも、呼吸が楽になっても長続きしないで、すぐに元通りになってしまっている可能性もあるのです。
なので、首肩だけではなく、背骨・肋骨・横隔膜などしっかりと呼吸に関連している部分が機能しているのかを見極めて、施術していく必要があるのです。
この場には、難しくなるので書いてはいませんが、横隔膜と肋骨、背骨を動かす呼吸法もあるので興味がある方は一度ご来院いただければと思います。
首肩こりや呼吸に興味がある方は一度ご来院ください。