千歳市のBreath整体・鍼・整骨です。
あなたは椎間板ヘルニアと聞いてどんなことを思い浮かべますか?
すごく重い病気で、足はしびれるし、腰はすごく痛いし立っていられないみたいな状況を想像しているかもしれないし、現状そんな状態かもしれません。そして、どうしたらいいのかわからず迷っているかもしれませんね。
そこで、今回はそもそもヘルニアとは何であって、原因と症状、整体院の施術は受けられるのかどうか?について書いていきます。
そもそも椎間板ヘルニアって何?
椎間板ヘルニアとは、脊柱と呼ばれる背中の骨と背中の骨の一つ一つの間にあるクッションである椎間板が傷んでしまい、飛び出した状態のことを言います。
椎間板ヘルニアは背中の骨から首までどの部位に起こったとしてもおかしくはないですが、負荷のかかりやすい腰の部分(腰椎)や首の骨(頚椎)で起きることがほとんどです。老化などが原因のため男女問わず起きる可能性があります。
首で起きた場合には頚椎(けいつい)椎間板ヘルニアと呼ばれ、腰で起きた場合には腰椎(ようつい)椎間板ヘルニアと呼ばれます。
首でも腰でも共通して言えるのが、クッションである椎間板に対して強い力が加わる事があげられます。また、日常生活での悪い姿勢や悪い習慣からの影響や年齢を重ねることで椎間板が劣化していくことも発症に関連する可能性があります。
具体的な例を挙げると、背骨などの柔軟性の低下やデスクワークやスマホを見て下を向いている時間が長かったり、前かがみの姿勢が長時間続いている事がキッカケで首・腰ともに椎間板ヘルニアを発症してしまいます。
椎間板ヘルニアの症状
症状としては、強い痛み・しびれ・違和感・筋力低下など様々です。首で発症した場合には首から手にかけて症状が出現して、腰に発症した場合には腰から足にかけて症状が出現します。
症状が悪化すると首であれば、衣服のボタンを留めることや箸やスプーンを使う事が困難となり、腰であれば、歩行障害や排泄が上手くできなくなります。
特に著しく手足に力が入りにくく成ったり、排泄時に問題が出てきた場合には、早急に手術が必要となるため、これらの症状を感じた場合にはすぐに医療機関を受診しましょう。
「いや、そこまではいかないけど辛い・・・」とか「病院で診断されけど様子を見ましょうと言われた」
という方も多いでしょう。
そういった場合には我慢するしかないのでしょうか?
ここで少しだけ考えて欲しいのです。
神経が圧迫を受けていて痛みやしびれが出るならば24時間痛みやしびれが出ていなければおかしいと思いませんか?
もしも24時間痛みやしびれが出ているならばすぐに手術をすべきです。しかし、ここまで読んだあなたも日によって、痛みやしびれに波が存在するはずです。
今日はヘルニアが大きく飛び出して痛いけど、昨日はそうでもなかったから痛みが強く出なかったと考えるかもしれません。
しかし、椎間板はそんなに柔らかくはありませんしそんな弱い組織であればカラダを支えるなんてことを出来るはずもありません。
ここで重要なのは、そもそもその痛み・しびれはヘルニアが原因なのか?という事です。
諦めなくて大丈夫。椎間板ヘルニアに関する意外なデータ
1995年に開かれた国際腰椎学会で発表された論文で、「腰が痛くない人」100人を集めて、MRI検査を行い、どのくらい腰椎に問題がある人がいるのかを調べた論文があります。
その結果「腰が痛くない人」の76%に椎間板ヘルニアが見つかって、椎間変性と呼ばれる椎間板ヘルニアの手前の状態の人が86%という結果となりました。
という事は症状がなくてもMRI検査をすれば約8割の人からは何らかの問題が見つかるという事になります。
もちろん、ヘルニアとなってしまったものを取り除くためには手術をする以外に方法はありません。ただ、多くの人は手術をする必要がないのではないか?という事です。なので、ヘルニアと診断されても実はあまり関係ない事も多いので落ち込む必要は全くないのです。
では具体的にどうしていく事が重要なのでしょうか?
整体院で出来る事
椎間板ヘルニアがあると言われてしまった場合には、首や腰にそれくらい負荷をかけて生活していて、体が回復することも上手く行かないくらい悪い状態という事です。
そこまで悪くなったのには2つの原因があります。
- 1.体にゆがみがある
例えば、腱鞘炎が腕の筋肉を使いすぎると起きるとするならば、ストレッチやマッサージをすると回復するというのはわかりやすいと思います。
ただ、ストレッチやマッサージで回復するのは初期の段階や軽症の腱鞘炎の場合です。腕であれば肘・肩・鎖骨・肩甲骨・背骨・首などの動きと大きく関連してきます。
そこから肩や肩甲骨、背骨は股関節や膝の動きとも連動してくるので上半身だけではなく下半身のゆがみや動きに対しても施術しなければなりません。
同じように椎間板ヘルニアも、腰やしびれが出ている部分はもちろん施術が必要かもしれませんが、股関節、背骨、膝、足、首など他の部分の骨や筋肉や関節と連鎖しながら動きます。
この部分を完全に放置したままにしているのでなかなか良くならなりません。最悪の場合、手術でないとどうにもできないくらい悪い状況になってしまうのです。
いきなり“内臓疲労”と言われても疑問に思われる方も多いですよね。ですが椎間板ヘルニアで痛みやしびれを抱えて悩んでいる方の多くの方が内臓に疲労を抱えていることが分かってきました。
内臓の働きには消化や吸収の他に悪い物質や疲労物質を処理という役割もあります。なので痛みやしびれを引き起こす物質も内臓で処理されるので通常であれば問題なく日常生活を送れるのです。
しかし、内臓疲労が残り続けると悪い物質や疲労物質の処理が適切に行われず、椎間板ヘルニアになるくらい悪くなった体を回復させることが出来ないので、痛みもしびれもなかなか引かないという事が起こってきます。
このように、“体のゆがみ”と“内臓疲労”という問題点に対して何もせずにコルセットを巻いていても痛い所に湿布を貼ってもなかなか回復しないのです。
Breath整体・鍼・整骨での改善方法
Breath整体・鍼・整骨で重視していくのは椎間板ヘルニアに限ったことではないですが、症状に対処するのではなく、引き起こしている原因は?という事です。
痛みやしびれが起きている部分だけではなく、体のゆがみや内臓疲労が組み合わせから出ている場合にはそれぞれの体の状況に合わせて調整をしていく必要があります。
体のゆがみがある場合には、痛みを感じる様な強い矯正ではなく関節を動かしたり、弱い力で引っ張りながら調整していきます。
内臓の調整の場合には、内臓疲労を回復させるための調整になりますが、体のゆがみの調整と同様に痛みを感じることのない刺激で調整していきます。
椎間板ヘルニアで痛みやしびれがあるからと言ってとその場所だけを見るのではなくて全身の関連を見て調整していきます。
辛いし、もうどうしていいのかわからないと迷っているなら、Breath整体・鍼・整骨に一度、ご相談ください。