あなたは過去に整骨院や整体院で施術を受けた後に

こんな経験をしたことはありませんか？

• 体がだるい、重い
• 眠気が出る
• 体全体が筋肉痛みたい
• 体が熱くて熱っぽい

こんな風に、施術後に何となく不調を感じてしまう。

整体で施術を受けて不快な症状や痛みを改善しようと整体に行ったのに、こんな風に不調を感じてしまうのは不安になりますよね。

これらの反応は整体を受けると、稀に出ることがあります。

例えば、練習もしないでいきなり１０ｋｍ走ってみたり、慣れないデスクワークを３時間ずっとやっているとどうでしょうか？

普段と違う事をすれば当然ながら疲労もたまりますし、体は“いつもと違う”と反応しそうですよね？

こういった体からの反応を「好転反応」と呼びます。

この「好転反応」どんな人に起きやすいのでしょうか？

好転反応が起きやすい人の特徴

• 睡眠不足の方
• 栄養バランスが偏っている方
• 痛み止めなどを長期間服用している方
• 休む間もなく、極端に疲労が蓄積している方
• １ヶ月～半年以上痛みやしびれなど慢性的な症状のある方

このような方の場合、好転反応は起きやすくなります。

では、なぜ好転反応がおきてしまうのでしょうか？

好転反応が起きる仕組み

上記のような方々に共通して言えるのは、体に老廃物や疲労物質が溜まっていて、上手く排出できない状態の方とも言えます。

施術を受けると普段は使わない関節、筋肉を刺激することで血液の流れや疲労物質の排泄が高まります。

普段から疲労物質をうまく体から排出できていれば問題ありませんが、

排出が上手く行かなくない状態で来院して、施術を受けて流れが良くなり、体のさまざまな箇所に流れて疲労物質が処理されていく過程で「好転反応」が起きてしまうのです。

好転反応が起きる仕組みはお分かり頂けたでしょうか？

「好転反応」は一般的には２〜3日で回復していきます。

中には3日以上経過しても好転反応の症状が緩和されない事もあります。

そういう場合には施術を受けた整体院に相談してみましょう。

シビレが強くなった時

施術後に痛みやシビレが一時的に強くなってしまうという方もいます。

悪化したんじゃないの？と不安になりますよね。

痛みやシビレなどの症状が強くなることも「好転反応」なのでしょうか？

色々と賛否はありますが、答えは“好転反応ではない”です。

好転反応は、体が回復する際に出ますが、痛みやシビレが強くなると言うことは、体がダメージを受けた可能性があります。

体がダメージを受けてしまう２つの原因

大きく分けるとこの二つが原因だと考えられます。

• 施術者自体に不満があった場合
• 施術の際に刺激強かった場合

施術の際の刺激が強かったというのは理解しやすいと思いますが、施術者の説明や言動など不満があったという点については関係するのでしょうか？

コレが大いに関係してきてしまいます。

痛みやしびれは、脳でコントロールしています。

もしもあなたが辛い時に、施術者が不快な言動や態度をとると脳の中で“不快指数”が高くなります。

要するに、ここにいてこの人に会うともっと悪くなるかもしれないと脳では警告を発します。

人という生き物は日常的にストレスと対峙していますから、痛みやシビレと同じように不快なストレスが組み合わさり、結果としてしびれや痛みを強くしてしまします。

来院された方の困りごと、辛さなどの話をほとんど聞かずに施術したり、患者さんよりも自分の事しか考えていない施術者は、効果が出ないだけでなく、悪化させてしまう事もあります。

それでは「好転反応」が出た場合、どうに対処すればいいのでしょうか？

好転反応が来たらこうしてみよう！

ここからは自宅でできる３つの方法をお伝えします。

• 睡眠を十分にとる

「好転反応」起きてしまいやすい方の中には、そもそも睡眠不足の方がいます

体を休ませるためには、睡眠が必要不可欠です。

最低でも７時間程度は睡眠をとることが体を回復させていくためには必要になります。

※睡眠のとり過ぎは逆に体を痛める原因になりますので、睡眠をとればいいというわけではないので要注意です！

• 水分をしっかり摂取する

知っている方も多いと思いますが、人の体の５５～６０％は水分で出来ています。

体内に水分が少なくなると、老廃物や疲労物質をうまく排出できなくなります。出来る限り水を飲むように心がけましょう。

水を飲む目安量は、体重（kg）×３０ml～５０ｍｌ/日です。

※いきなりは難しいと思うので、まず1リットルは飲んでみましょう。

※コーヒーなどカフェインが入った飲料は控えてください。

• 深呼吸を行う

深呼吸を行うことで血液がしっかりと体全体に回り、老廃物や疲労物質がより体から排出されやすくなります。

排出されていなかった老廃物や疲労物質がうまく排出されれば「好転反応」も落ち着きますし、お悩みの症状の軽減にもつながっていきます。

５秒かけてゆっくり吸って10秒でゆっくり吐くのを３〜5セット行いましょう。

それでも不安な時は？

今回は「好転反応」についてと対処方法について書きました。

施術を受けていくと色々な症状が出てく来ることもあります。

もしも、不安に感じた時には施術をした先生に遠慮なく相談してみましょう。