この日は
お子さんをお連れの方が多かったので

ケラケラと笑う楽しそうな声や
人見知りから泣いちゃう子まで

色々でしたが
賑やかな院内。

そんな声を聴いていると
患者さんともついついお子さんのお話に。

お子さんのいる患者さんの多くは
ウチにも子どもが３人いるのを

知っている人が多いので
まぁ、盛り上がる（笑）

そんな中、赤ちゃんて
可愛いですよね〜なんて話題に。

どうやら可愛いのにもちゃんと
理由があるようで

ベビースキーマなんて
呼ばれます

体に対して頭が大きい

目がクリクリしている

ぷにぷにとした体つき

手足が短く、ずんぐりむっくりな体型

目や鼻などの顔のパーツが低い位置にある

なんて特徴があるものには
手を差し伸べるとか

愛情行動を引き起こすように
本能に組み込まれているそうです。

ヒト以外にも
子犬や子猫なんかも

同じ特徴があって
一人では生きられない赤ちゃんが

大人から守られて
世話をしてもらう行動を

引き起こすための
大切な特徴だったりします。

ちなみにこのベビースキーマに
加工された写真でさえ

可愛いとか
世話をしなくちゃとか

なんて感じる
ことも起きますよね？

あとは車のデザインや
ぬいぐるみなんかも参考にして

作られたものも
あったりします。

それにヒトの場合には

自分自身で逃げることも
食料を確保することも

出来ない状態で
生まれてきますが

他の生物と比べると
生まれてから放っておかれると

自分でどうすることなんて
まずできないってところも関係性がある。

これは脳の大きさを確保するためとか
頭の大気くなりすぎると

産道を通ることだって
出来なくなってしまうので

カラダが出来上がる前に
出産するなんて風に考えられているようです。

そんなふうに赤ちゃんは
進化の過程によっても

1人では生きていけないので

生き残るための
生物の仕組みとして

守られるために
かわいいと感じるよう出来ているわけです。

全ては計算の上に
成り立っていると考えると

なかなか
侮れませんね　笑

それじゃ、また明日！