この日は
午後からの営業。
患者さんと会話のなかで
”気”についてのお話になりました。
僕の手から気が出てるみたいとか
そもそも
気って何ですか？とか
出せますか？？？（笑）
なんて聞かれたことも
過去にはありましたが
はりきゅう＝東洋医学
東洋医学＝気
なんてイメージが
強かったようです。
それに僕がはり・きゅうの
資格も取得しているので
ちょっとだけ
聞いてみたかったとのこと。
まず、実際に言えることは
僕の手から
そんなもん出ません。
そもそも”気”って
どんなイメージを持っていますか？
ハンドパワーとか
波〇拳とか
かめ〇め波とか
炎〇黒龍波とか
なんだか超人的な
能力を想像しちゃいませんか？
何度も言うように
僕から皆さんが考えるような
気が出ることはありません。
まず、押さえて
欲しいのは
熱気、冷気、寒気、殺気
病気、湿気、元気、邪気
なんて具合に
上げるとキリがないですが
東洋医学では
全部”気”と呼ばれます。
なんて言われても
なんだか分かりにくいですよね？
ざっくりと
説明していくと
現代では科学の力で
色んなものが
見えるように
なりましたよね？
例えば
運動するときに
力がどう移動するのかとか
血液がどう流れるのかとか
神経がどういう風に
走行しているのかとか
一部ではありますが
環境がカラダにどう影響するのかとか
まだまだ分からないことも
いっぱいありますが
見える部分は
多くなりました。
ただ、東洋医学っていうのが
ちゃんと書物にまとめられたのって
約４０００年のお話なので
科学的分析なんて
当然ながら
出来きるわけもありません。
でもカラダ法則ってのを
全ての人じゃなくっても
ある程度の人が
分かるようにするためには
言語や概念として扱うとか
視覚化する必要がありますよね？
そこで、人体にまつわる部分や
環境からの影響を
宗教とか哲学とか
色んな要素を組み合わせて
分かりやすく
形にするために
”気”という概念が
出来たり
経穴とかツボという
概念が出来たと考えられます。
それらが
カラダ自体を構成したり
生命活動を維持したり
自然との間で
エネルギー交換を行うモノを
要約したものが
”気”になると考えられます。
だから紐解いてみると
意外と現代医学と重なる部分とか
よく考えるとい同じことを
言っていたりします。
賛否はあるかもしれないけど
大枠としてとらえるならば
これで十分です。
聞かれた患者さんにも
ここから先は書物を買って
読んでみてください
なんていう事もあります（笑）
丸投げと思われるかも
しれないけど
溺れそうになるくらい
奥が深いのと
自分で理解したほうが
確実に忘れないので
書物を買う事を
本気でお勧めします（笑）
基本からちゃんとやらないと
大変なことになっていきますから。
まぁ、僕の
持論ですけど。
最後に余談ですが
どこの国に行っても
気はkiと言うそうです 笑
