いつもなら昨日のことを
ブログに書いていますが
今日はお知らせ。
今日から獅子内先生改め
日向寺(ひゅうがじ)先生が
育休から復帰します~。
これで僕が一人の時に
誰もいないのに話しかけるという
大ボケが減ると思うと
嬉しくてたまりません(笑)
なんて冗談はさて置き
やっぱ女性同士でないと
気が付けないことも
話しにくい事も
たくさんあるだろうし
ゴリラみたいな人が
ウホウホしてたら
そりゃ委縮する人も
いるかもしれないし
他にも僕が一人でやらないと
いけなかったことを
2人で分担しつつ
出来ることもあるので
非常に助かります。
と同時に出産してから
約半年って事もあるので
あまり無理を
しないで欲しい所。
ウチにも産後に
不調が出てきた患者さんが
多く来院されますが
腰痛、股関節の痛み
恥骨部痛みが多いですね。
あと骨盤って開くの???
って質問も多いですね。
僕自身、骨盤関連の広告を
よく目にしたりします。
でもですね。
そもそもですよ?
骨盤が開くなんて事
起きたら大問題です。
そんなこと起きたら
命の危機です。
出産時には確かに
起きるかもしれません。
産道を通って赤ちゃんが
出てこないといけないので
靭帯などがホルモンの働きで緩まり
結果、骨盤は開きます。
開いたとしても1cm程度です。
その後はちゃんと戻ります。
患者さんがどなたかに
言われた”骨盤が開く”が
成される為には赤まるの部分の
どこかが完全に切れないといけない訳です。
骨盤の周りはこれだけの数の靭帯などで
物理的にかなり屈強に固定されています。
仮に交通事故に遭うか
高いところから落ちるなど
すごく強い力がかかれば
開くかもしれません。
健康で普通に生活しているだけで
骨盤が開きっぱなしになるなんて
ありえません。
もし本当に骨盤が開いたら
内臓がひらいてる部分から出ちゃうし
歩こうにも
フラフラして歩けません。
じゃあ何が起きてるのか。
開いてるように見えるだけ。
上は横から見たものになりますが
骨盤が前に傾いたり後ろに傾いたりするので
見る角度が違えば開いている様には
見えるかもしれませんね。
もし、右の画像を骨盤が開くと表現して
左の画像の骨盤状態に改善することを
開いている骨盤を締めると
表現しているとします。
だとすれば
骨盤が開いているのを
締めるというよりは
後傾している骨盤を
前傾に改善しているという方が
正確と考えられます。
ただ、さんざん骨盤の話を
してきてなんですが
骨盤だけどうにかすればいいって
ものでもないです。
そもそも骨盤が
どうにかなってるって事が
他覚的にわかる時点で
ほかの部分に異常がないなんて事は
自覚症状の有無は別としても
ほぼないです。
なので骨盤に施術する事で全て解決!
なんて言うのは甚だ疑問です。
仮に骨盤だけでなんでも良くなるなら
ノーベル医学賞です。
他の部分との関連であったり
こうすると良くなるよねとか
プラスの反応を
探す方がよっぽど有意義です。
短絡的なものに
騙されちゃダメですよ?
その辺の話も
僕がウホウホ話すよりも
日向寺先生が
お話してくれる方が
信頼性が高そうなので
何かあればご相談を~。