患者さんから

結局、自律神経って
なんなの？？？

なんて質問を
されることが多いです。

ちなみにあなたは
自律神経ってどんなイメージですか？

なんだか謎めいていて
怖いものだとか

得体のしれない
よくわからないモノ

なんていうイメージが
何故かあるみたいですが

実際のところは
そんなものじゃなくって

ざっくり簡単に言うと

カラダを無意識のうちに
コントロールしている神経

であって
外部の環境に合わせて

スイッチのオンオフや
生きるために必要な役割を担っています

例えば

おなか一杯食べた後は
内臓の働きを高めるために

副交感神経が
働きだしたり

寒くなってくると
熱を外に逃がさないように

血管をギュッと
細くしようと

交感神経が
働き出したり

他にも血圧も
呼吸も汗をかくのも

無意識に
やってますよね？？？

それが自律神経の働きで

外部環境や人間関係
食事内容、睡眠の状態などなど

そうやってカラダを
状況に合わせてコントロールしていきます

それに自律神経失調症と
見たり聞いただけで

あたかもとんでもなく重い病気って
感じる方が多いみたいだけど

自律神経失調症
なんて病名は

医学書には
のってないんですよね～。

そもそも自律神経失調症って
病気の名前じゃなくって

色んな症状を
引き起こす可能性がある状態。

を示しているだけで
実際には病気の名前じゃありません。

それから自律神経は
脳から出て背骨に沿って

腰の方まで
下りてくるので

自律神経が
疲弊してきてしまえば

背骨の関節や
背中や腰の筋肉を緊張させて

なかなか良くならない
肩こりや腰痛が出来上がります。

だから、関係なさそうな
あの症状もこの症状も

実は関係あったり
するわけです。

確かに人間のカラダなんて
わからないことだらけだし

知らないことの方が
多いということも確かだけど

厳しく言えば素人だから
全く知らなくっていいって事にはならないし

”無知は罪”

なんて言葉もあるように
知らないモノを知らないままにしないで

知ろうとする努力は
必要なことです

何となくでも知っていれば必要以上に
恐れる必要なんてないし

分からないならば
分かる人に聞けばいい。

まぁ、聞き方とか
質問の仕方は重要ですけどね　（笑）

それじゃ、また明日！