昔から来ていた
バスケをしている高校生のお母さんから
息子の背中が
急に痛くなったみたいで
どうにかして欲しい
なんてお電話。
たまたまキャンセルが出た
時間帯をご希望だったので
そこで施術をすることに。
その高校生は
バスケの強豪校にいて
寮生活なので
あちこち痛いこともあるけど
周りからのそんなことで
休むのかっていう空気と
気合と根性の
部活のようで
体調が悪くなくっても
なかなかケアできない状況で
過ごし続けてしたところに
今回の症状が出てきたようでした。
カラダの状況的にも
全体的に疲弊した状態で
特にひどかったのが
背中の筋肉がガチガチに緊張しているのと
それに伴って背骨の動きも
首の動きも連鎖的に
出なくなっていました。
なので治療も単純に
背骨の動きを出してあげて
それから首や腕の動きも
一緒に悪くなっていたので
そこの動きも
出してあげて治療終了。
本来ならば
計画的に治療をして
しっかりと集中したケア
って言うのが必要な状態だけど
学校からウチまでが
通える距離でもないので
食事だとか
気を付けて欲しい事なんかを
いつも以上に
お話ししたわけです
ただですね。。。。。
悪口じゃないんですけど
ちょっとおかしいなって感じるのが
学校側の対応の仕方。
今回ウチに来た子に
限ったことじゃないんですが
その程度で休むなとか
大事な試合が近いんだからとか
なんて具合に
明らかに生徒のこと
見てないと感じるんですよね～
もちろん気持ちは
痛いほどわかるし
結果を出さないと
話にならないし
全てを個人に合わせて
やっていくのって
なかなか難しいっていう
部分はあるにせよ
生徒の様子がとか
動きが違えば
分かるはずだと
思うんですよね？
しかも主力選手ともなれば
いなくなったら
戦略の立て直しとか
メンバーの再考とか
色々考えなおさないと
いけません。
じゃあなんで早い段階で
練習辞めさせないのかっていう
疑問が残るばかりです。
子どもたちだって
結局は大人の顔色をうかがって
先生がそういうなら
痛いけどやるしかない
なんて具合に
その痛みの度合いが
よくわからないまま
期待に応えたいし
今ここで抜けたら
使われなくなるとか
無理やりやることで
お互いにとって利益となる環境を
作り出している
可能性があるってことを
親も生徒も先生も
しっかり考えておくべき
と元競技者としては
ひしひしと感じます。
難しいのはわかるし
大変なのもわかるけど
教育の場なのであれば
もう少し人道的な部分にまで
目を向けて欲しいなって
感じたわけです。
理想論だと
思う方もいるかもしれないけど
こういうことが
教育現場ではなくて
社会に出てからも
起きていることもお忘れなく。
それじゃ、また明日！
