先日、ギックリ腰で来た
患者さんの二回目の治療。

いつものように
治療しながら動きをチェック。

座る、立つ、歩くって動作は
かなりできるようになったけど

どうもこの患者さんの
仕草というか目線というか

カラダの使い方が
おかしいし

足取りも重すぎる。。。

まぁ、急激に出てきた
強い痛みは一過性で

その後は徐々に引いていって
慢性化したりするもんですが

この患者さんに至っては
動きやすくなってるのに

何となく残念そう。

そこで
聞いてみました。

仕事が
嫌いでしょ？

とダイレクトに　（笑）

そしたら少しずつでは
あるけれど

仕事のことや
何が嫌なのかなどなど

お聞きしてから
カラダへの影響をお話ししました。

うちに来ているすべての患者さんに
言えることですが

声のトーンとか身振り手振り
表情から話し方まで

実は結構いろいろと
見ています。

こんなこと言うと

”うわ～
　会いたくないわ～”

と感じるだろうけど
そんなところからも

治療していくうえで
ヒントが多いので絶対に外せません。

例えば

仕事が嫌いで
精神的に病んでしまい

肩や背中が痛くなって
しまいました。

なんて話があったとして
仕事のせいじゃなく

それはあくまでも
キッカケでしかないので

そういう方向に
進んでしまったという事。

だからといって
あなたが悪いとは言わないし

それだけが
原因だとも言いません

ただ、面白くないことでも
面白くする工夫をしなかった

とは言えますよね？？？

僕の実家は農家ですが
農業が大嫌　（笑）

辛い、汚い、汗臭い

三拍子そろった職種です。

そんな作業を
いかに楽しくするのか

なんて具合に
思考だとか工夫をしつつ

冗談を言って笑いながら
作業にいそしんでいました

そんな風にちょっとでも
思考が変われば

物事は違った形に
見えるはずです

なんてことを言っていると
気持ちの問題かよって言いがちですが

どんな人でも
不調の背景には
思考が絡みます。

絡んでない人がいるならば

お会いしてみたい　（笑）

あくまでも要素の一つ
でしかないかもしれないけど

見逃していいものでは
ないですからね！！！

それじゃ、また明日！