この日の
新規の患者さん。
やたら問診票に空欄が多い。。。
痛くて何に困っているのか
ってところも
空欄。。。
こりゃどうしたもんかと
実際にお話を聞いてみると
患者さん自身が
通っている
トレーニングジムで
たまたまマッサージを受けた際に
肩、バンバンですよ～？
自覚ないんですか？
自覚がないって事は
感じなくなるくらい
ひどいって事なんですよ！
といわれて
気になったとのことでした。
たまに誰かに言われて気になるという
患者さんが来院されることもあります。
この間、髪を切りに行ったときにとか
家族に凝っていると言われたとか
たまたま行った
マッサージ屋さんで言われたとか
ご自身に自覚がないけど
行った先で言われるとのこと。
でもね、ちょっと待って欲しい。
この手の話の重要な所は
自分は肩がこっているではなくって
何とあなたを
比べているのか？
という所です。
あなたの過去の状態と比べて
今日はこっているなら分かるんですけど
比較対象がもしも
他人を元にした
施術者の経験などであれば
あくまでもその施術者の中の
平均値でしかなく
その患者さんの話のみでは
ありません
なので長期間
通院していて
初めて成立する会話であって
尚且つ“いつもと比べて”という
比較対象以外は
参考にすべきではないと考えられます。
なので僕自身この手の会話って
ほとんどしないんですよね（笑）
もちろん他の場所からの影響で
硬くなっていることも感がられますv。
ただそういう場合には
他の場所にも
カラダからの反応って
出てくるものだし
肩だけに出てくることは
まずありえません。
首、肩こりと
胃や肺や肝臓の関係だったり
背骨との関係だったり。
そして膝や肘は隣接する関節が
硬くなったり
動きが悪くなったりすれば
手首や足首ももちろんにも影響します。
そういう場合には
こういう可能性が考えられますと
患者さんに伝えて治療しますが
そうじゃなければ言いません。
患者さんが不安になるだけだし
意味がないからです。
もうね、ここ凝ってますね～
固いですね～なんて
ただの
営業トークです。
ほとんどの場合は
聞き流していいです（笑）
本当に良くない場合には
ちゃんと理由まで説明します
ちなみにこの患者さんの場合にも
毎回言われるのが
筋トレ後だったそうです。（笑）
そんなん張ってたり
するのなんて
当たり前田の
クラッカー（笑）
みなさん、騙されないように
してくださいね！！！
それじゃ、また明日！
