勉強会だったので
お休みをいただいていました。
いつもは時間に余裕がない中で
向かうんですが
この日は時間がたっぷりあったので
お散歩しながら向かう事に。
ふだんそんなに歩かないから
足の疲労感が半端じゃない。。。
勉強会の休憩中に
たまたまインソールの話に。
うちでもよくスポーツをしている
子どもたちの靴に
インソールを入れたりします。
インソールというと
足の保護だとか
バランス調整とか
ケガの予防
という意味合いで入れることが
多いと思うんですが
状況によっては
足の機能の低下を招くので
意外かもしれないけど
注意しなければいけません。
というのも
足自体は正常であれば
内側から見ると
縦にアーチ状があって
前から見ると
実は指も横にアーチ状になっていて
外側から見ると
小さくてわかりにくいけど
真ん中よりも後ろあたりで
アーチ状になっていて
その下についている
筋肉や腱が伸び縮みすることで
負荷を吸収するという
クッションの役割をします。
ただ、僕の経験上の
話なんですが
インソールを入れたから
ケガをしにくくなった子もいれば
あまり変わらない子もいるし
ケガが多くなった子もいます。
は?と思うかもしれないけど
足の裏のアーチってのは
さっきも説明した通り
足部に掛かった体重を吸収するんですが
アーチの構造上、高い所があって
その下に筋膜がくっついて
体重がかかった時に伸び縮みすることで
クッションのような働きをしてくれるんであって
インソールを入れると足の裏に
ピタッと足の裏にあたって
抑えるような構造になっているので
足の裏の筋膜などのアーチの支えなしでも
クッションの機能が
インソールのみで足りてしまい
本来の足の働きを
しなくなるケースもあるわけです。
たがら、そのインソールを使う事で
ちゃんといい反応がでるのか
確認してから使うべきだし
インソールは万能じゃ
ありません!!!
なんていうと
というわけで
全てのものに
メリットとデメリットは
必ず存在しうるものなので
闇雲にやればいいってもんじゃないし
あえてインソールを
入れないっていう
選択肢も持たないと
かえって足がうまく使えなくなって
ケガの元になるとも考えられます。
なんて具合に
患者さんの中には
インソールのみ
入れて欲しいって患者さんも
来たりするので
気になる方はご相談を~。