お昼休みに
腕を骨折した知り合いから
リハビリしているけど
腕が上がらないんだよね。。。
なんて相談を受けました。
なんでも半年くらい前に神輿(みこし)を
担ぐ機会があったそうで
その際に、肩から転んで
全体重が乗ってしまって
上腕を骨折したそう。
一応、専門学校時代に
骨折に関する授業があったので
どんな感じで骨折していて
どんな固定をして
今の症状を聞いて
どんな治療をしているのかを聞けば
今の状態が順調かどうかくらいは
分かるもんです。
話を聞いた結果
結構重傷。
上腕骨がちゃんとくっつくまでは
通常なら6週程度は必要です。
そして持病があって
年齢も50代という事もあり
6週程度で固定が済むはずもなく
もっと時間が必要だし
リハビリの期間も入れると
とても半年でどうにかなるもんではありません。
腕を固定していたってことは
本来動くことをベースにして
作られているカラダを
動かさない期間を作るわけですから
当然、肩も肘も鎖骨も背骨も肩甲骨も肋骨も
動きが悪くなっていると考えられます。
骨折したところから近い
肩関節と肘が動かないのは分かりやすいけど
鎖骨も背骨も肋骨も
一緒に連動して動いて
腕が上がったり
捻ったりしているけど
固定だけだと
その機能も一緒に失われるので
固定しつつリハビリが始まるけど
なんともない時に比べても
やっぱり大幅に機能は下がるので
過酷なリハビリが待っているわけです。。。
それに腕をほぼ動かせないとなれば
代わりの動きを
反対の腕でしないといけないし
慣れないことをし続ければ
背中や首にも痛みが出てしまいます。
それからケガをした部分の
強度についても
日常生活に支障が出ないことがほとんどですが
完全に元通りには戻らないで
ちょっとだけ強度が
下がってしまいます。
なんてマイナスな事ばかり
言ってきましたが
冒頭に出てきた
僕の知り合いの方は
リハビリの進み具合や
治療の内容を聞いてみても
なんとも運がいいと
いえるほどの回復と
ちょっと上から目線で
書くのが嫌ですが
リハビリの担当の方も優秀な方みたいで
施術の内容もすごーくいい感じ。
その辺もトータルで含めて
運がいい方です(笑)
僕自身も必要以上の固定は
全くいらないと思うけど
骨折、重度の捻挫など
固定の期間と強ささえ間違わなければ
した方が早く治る
ケースが多いものです。
ただ、ギックリ腰にコルセットを
つけることに関しては
場合によっちゃあんまり意味ないので
要注意ですよ~。
なんて言ってますが
聞いた話を僕の頭で展開しただけの話だし
珍しくカラダのことをかいたら
段々背中が痛くなってきたので
この辺で。。。(笑)