この日は
朝から夕方まで予約がびっしり。
途中、お待たせしたにもかかわらず
一人なの？！
頑張って！！
なんて言ってくれる
患者さんばかりで
ホントにありがたいです。
そんなこの日は
股関節の痛みで新規の方が来院
病院では変形していて
これ以上進行していくようなら手術
と言われたそうです。
そもそも股関節って
結構頑丈なつくりになってて
太ももの骨の先が
ボール状になってて
その部分が骨盤にある
くぼみにガチっとハマり込んだ関節。
おまけに約３０本の
筋肉や靭帯で支えられています。
その股関節が変形というんだから
一大事なのはイメージできますよね？
それから変形なんて言われても
いまいちイメージがわかないと思いますが
だんだんと隙間がなくなって
関節がすこしづつ壊れていって
最終的には人工関節に
変えないといけないというものです。
ここでよく聞くのが
負担がかかったから。
だけど負担がかかるというよりも
仕事量が多いと言う方が
表現としては適切だと感じます。
分かりやすく
ドラクエ風に表現すると
腰：１５
首：１０
股関節：４０
膝：２０
背骨：１５
なんて具合に
超大雑把だけど
カラダの動きが
構成されているとします。
そうすれば単純に
股関節の仕事量が高くなるので
その分他よりも
注目しやすくなるし
使用頻度が高くもなるし
ダメージも蓄積していきます。
そんな習慣や
体の動かし方を
してきた結果が
股関節の変形です。
だからって変形自体を
僕が消せるってわけではないけど
来院される患者さんの中にも
変形はあるけど強い症状もないし
日常生活上問題なく
生活している方もいます。
それに股関節が変形を
起こす要素なんて
他の関節自体の多方向の動き
筋肉自体の状態
日常での運動量
回復能力
体温
などなど書ききれない
様々な要素であふれています。
なので他の場所を
使えるようにしていって
症状をうまく
コントロールすることは
実際には可能です。
この日の患者さんの場合にも
職業柄、デスクワークが多いし
立ち仕事や
時にはたくさん歩いたり
家事もして育児もして
毎日嵐のように過ごしていたら
回復も遅れるし
元々、使い方が良くないなら
カラダの状態は
悪化する一方です。
この症状を
引き起こす要素は
一体何だろう？？？
なんて具合に発想を
転換することも大切ですし
どうにかしたいけど
自分じゃどうにもできない。。。
と感じるならば
お話だけでも直接聞かせて欲しいです。
