最近、風邪が流行っているようですね~。
一気に寒くなっているし
着るものにも困りますよね~。
患者さんの中には風邪をひくと
咳や鼻水とともに肩や首の痛みが強く出やすい。
なんて方いますし
そこから風邪が良くなっても
肩こりや首の痛みや息苦しさが残る
なんて方も多いようですね~。
咳をしたり
鼻水がでるとなると
どうしても口呼吸になったり
浅くなりがち。
最近はマスクをする機会も
多くなっているので
なおのこと苦しいし浅くなりやすい
かもしれませんね。
呼吸が浅くなると
横隔膜や背骨、肋骨の筋肉や関節が
こわばってきて
だんだん動きが悪く
なっていきます。
となれば当然
いつも呼吸につかっている
関節や筋肉が
うまく働かないから
首や肩周りや胸の筋肉や関節を
強制的に使って呼吸するので
筋肉や関節がカチカチに緊張してきて
動かなくなってしまい
他の部分を使って
カラダ全体に緊張が広がって
関係なさそうな腕の方まで
緊張していきます。
なんかもう書いてるだけで
僕が辛くなってくる。。。(笑)
でも、これって
風邪の時に出る
特有の症状とか
じゃなくて
痛みが長く続いている人にも
同じ事が言えます。
ツライ症状とか
慢性的に痛いとなると
カラダは防御反応として
自律神経の中の
交感神経って神経を
ガンガン使っていきます。
交感神経は背骨の
奥の方にあるので
そこからの反応として
関節の動きを悪くして
筋肉も緊張させて
肋骨や横隔膜の動きを
悪くしていきます。
なので風邪の時と同じ様に
肩や首や胸の筋肉を
たくさん使って肩を上下する様に
呼吸しようとします。
当然、こんな状態では
睡眠だって
まともに取ることなんて
できるはずもなく
回復もどんどん
遅れてしまいます。
なんて考えていくと
風邪のせいだと思っていても
全体的に見ていくと
どんなに症状が
局所的に強かろうが
考えてみればその場所だけで
終わることなんて
あり得ない。
だったらちゃんと
全身見るべきですよね?